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見通しコメント 住友精化(4008)
住友精化(4008)
業績は増額修正含みです。ここは持続で!
いい動きになってきました。
紹介時の株価(3600円)を7%超上回ってきましたが、ここはもう少し持続です。
9月中間期は売上高508億円(前年同期比4%増)、経常利益48.97億円(同83%増)と予想を上回って着地しました。
会社四季報の予想が売上高415億円、経常利益21億円でしたから、出色の内容といって過言ではありません。
これを受け、未定としていた通期業績を売上高1000億円(同0.3%増)、経常利益79億円(同15%増)見通しと発表しています。
コロナ禍のこの環境下で増益を達成すること自体凄いことですが、進捗率62%からみて増額の可能性ありではないかと見ています。
7~9月期の経常利益は4~6月期の33.16億円から15.82億円に減少していますが、これは中国の顧客が中国でのコロナ感染拡大を見て前期末に早めに大量の吸水性樹脂を発注したためです。
そのため4~6月期の吸水性樹脂事業は売上高190億円(同15%増)、営業利益25.6億円(同153%増)と急増しましたが、4~6月期は売上高150億円、営業利益8.47億円と減少しました。
通常ペースに戻ったわけです。
会社資料では下期は販売数量の減少や原材料価格の上昇を見込んでいるとコメントしていますので、今期業績は保守的な予想となっているはずです。この面からも上振れ余地ありと見ています。
(株価3875円+105円) 見切りライン3294円