見通しコメント ログリー(M6579)
ログリー(M6579)
高値から8割弱下げたものの、トレンドは転換しています。ここは持続で!
小幅反落
紹介時の株価(1755円)は上回っています。ここは持続で対処してください。
コロナショックもあり今年に入って大きく下落、4月に1215円の安値を付けました。2019/1の上場来高値からの下落率78%超に達しています。
ほぼ5分の1で、これ以上は下がらないとされる「半値八掛け二割引き」を大きく下回る水準まで下げていました。
4月の1215円を底に動きは変わっているのでトレンドは転換したとみています。
ここまで下げたのは上場のタイミング(2018年6月上場)が悪く米中貿易戦争の影響とその後の相場下落、コロナ禍の影響をモロに受けたこと、そしてコロナ禍の前の2020年3月期業績の下方修正があったためだとみています。
2020年3月期は売上高27.08億円、経常利益0.59億円と予想(売上高25.6億円、経常利益0.37億円)を上回って着地しました(単独決算だった前の期は売上高23.72億円、経常利益1.60億円でした)。
今期は売上高32億円(前期比18%増)、経常利益0.54億円(同8%減)と大幅増収で減益を予想しています。
会社資料をチェックしたら、今期はコロナ感染が通期に亘って続くと想定し、その需要減をあらかじめ見込み、保守的に予想したものと出ていました。
はっきりいえば増額修正含みの業績です。
大底は付けているので、ここは利益ではなく売り上げの伸びを評価すべきではないかと思います。
減益予想の理由が分かるにつれ評価されるのではと見ています。
(株価1800円-17円) 見切りライン1524円