見通しコメント ホクト(1379)
ホクト(1379)
下期はキノコの需要期です。コロナへの警戒から需要増に弾みが付きそうです!
軟調な動きが続いていましたが、目先の底は入れたようです。
紹介時の株価(2150円)を下回ってしまいましたが、ここは持続で対処してください。
コロナワクチン開発の影響を受けていたようです。
9月中間期売上高を337億円→336.10億円(前年同期比4%増)に、経常利益を6.30億円→9.80億円(前年同期は▲10.71億円)に増額修正し、通期売上高を728億円→736億円(同3%増)に、通期経常を45.10億円→58.90億円(同40%増)に引き上げています。
この決算(11/2発表)で売られたのはワクチン開発が響いたとしか考えられません。
キノコは寒くなる下期がシーズン(鍋物需要のためです)で、上半期は赤字になるケースがほとんどです。
そんな中、今上期は10億円近い利益を確保しました。
4~6月期の決算短信には…
コロナ感染の拡大により内食志向が進み、免疫力向上への関心が高まったことがキノコの需要喚起につながったと出ていました。
本当かと思いネットで調べたら、キノコ類は免疫力を高める効果があると確かに出ていました。
その効果が出たということです。
過去最高益は2011年3月期に記録した96.3億円ですが、今期はそれに迫る可能性もあるのではと見ています。
信用倍率は0.32倍と売り長で売り残は10万株もあります。このほか「貸し株」に出ている株が142万株超。
需給面からも注目されます。
(株価2098円-3円) 見切りライン1964円