見通しコメント ホクト(1379)
ホクト(1379)
下期はキノコの需要期です。コロナへの警戒から需要増に弾みが付きそうです!
このところ軟調な動きです。
紹介時の株価(2150円)は3%超上回っていますが、ここはもう少し持続です。
コロナの恩恵を受ける銘柄です。
2020年4~6月期が売上高166.51億円(前年同期比5%増)、経常利益6.62億円(前年同期は▲7.35億円)となったことを受け、中間期売上高を322億円→337億円(同4%増)に、中間期経常を▲9.40億円→6.30億円(前年同期は▲10.71億円)に増額修正しました。
利益の改善幅は15億円以上に達します。
会社資料には…
コロナ感染の拡大により内食志向が進み、免疫力向上への関心が高まったことがキノコの需要喚起につながったと出ていました。
本当かと思ってネットで確認したら、キノコ類は免疫力を高める効果があると確かに出ていました。
その効果が出たということです。
キノコは天候によって需要が大きく左右されるため、今期業績は売上高728億円(同2%増)、経常利益45.10億円(同7%増)を据え置くとしていますが、通常、赤字になる上半期が大幅黒字になるわけですから、通期でも大幅な増額になる可能性大です(注:キノコの需要は寒さに比例します)。
10月に入って急に寒くなったので鍋物需要が増加しそうで、同社にはプラス。
過去最高益は2011年3月期に記録した96.3億円ですが、今期はそれに迫る可能性も考えられます。
信用倍率は0.29倍と売り長で売り残は11万株もあります。このほか「貸し株」に出ている株が128万株超。需給面からも注目されます。
(株価2216円-5円) 見切りライン1964円