見通しコメント タケエイ(2151)
タケエイ(2151)
紹介時の株価を回復。今期経常は8年前の最高益に並ぶ見通しです!
紹介時の株価(1105円)を回復しましたが、ここは持続で対処してください。
決算は予想を大幅に上回るものでした。
9月中間期は売上高196億円(前年同期比10%増)、経常利益16.57億円(同31%増)と予想(経常利益で8.90億円)を大幅に上回って着地しました。
これを受け、通期業績を売上高410億円(同8%増)、経常利益34.50億円(同14%増)に修正しました。
売上高は従来予想と変わりませんが、経常利益は31.45億円から増額し、東日本大震災後の2013年3月期に記録したた過去最高(34.9億円)に迫る見通しとなっています。
昨年と一昨年の台風によって発生した大量の災害ゴミは焼却まで数年かかるといわれていました。それが2回続いたわけですから、当面、業績は好調が続くはずです。
因みに会社四季報の2022年3月期の経常利益は今期予想比38%増の43.50億円となっており、9年ぶりに最高益を更新するとしています。
昨年、同社を推奨したとき、以下のようにコメントしていました。↓
昨年の台風で同社が地盤とする関東で大量の災害ゴミが発生したので、業績面での不安はありません。
東日本大震災の時はどうだったんだろうと会社四季報をチェックしたら、「2013年春号」のコメントは以下のようになっていました。
「東北での震災廃棄物処理業務が急拡大。最高益更新。14年3月期も収益中の建設廃棄物処理が堅調。震災関連の建設廃棄物処理の拡大も続く(以下略)」。
株価は地震から3年後の2014年9月に最高値を付けていました。
(株価1120円+54円) 見切りライン989円