見通しコメント スズケン(9987)
スズケン(9987)
独禁法違反となりましたが、ここは持続で!
小幅反発となっていますが、このところ軟調な動きです。
紹介時の株価(4055円)まであと少しとなっていましたが、遠くなってしまいました。
ここは持続で対処してください。
アルフレッサHD(2784)がJCHO(地域医療機能推進機構)の医療用医薬品の入札に関し、独禁法違反の疑いで東京地検と公取委が捜索を始めたと報じられたことを受け、同社株のほかメディパルHD、東邦HDなど医薬品卸会社が揃って売られましたが、底は入れました。
急落したのは 入札に関して共同謀議があったのではと受け取られたからですが、12/9に公取委から同社も刑事告発されました。
それを受け、コンプライアンス遵守の徹底に向けて組織を変更するとの発表があり、社長ほか役員の報酬減額も実施すると発表しました。
ただ12/9の株価は反発していました。独禁法違反の件は織り込み済みだったわけです。
業績は冴えませんが、業績不安はすでに織り込まれています。
9月中間期は売上高1兆423億円(前年同期比6%減)、経常利益60.71億円(同69%減)と減収大幅減益となりました。四半期ベースの経常は4~6月期の62.11億円が7~9月期は▲1.20億円と赤字となりました。
ただこの決算を受けた11/6は急落して始まった後、急速に戻していました。
未定としていた通期業績を売上高2兆1220億円(同4%減)、経常利益123億円(同70%減)見通しと発表したからではないかと見ています。
(株価3750円+60円) 見切りライン3619円