JCブレイン投資顧問 > リアルタイム情報 > 見通しコメント シルバーライフ(9262)
見通しコメント シルバーライフ(9262)
シルバーライフ(9262)
ここはもう少し持続で!
紹介時の株価(1989円)は上回っていますが、ここはもう少し持続です。
人口の高齢化を背景に好調な業績が続いています。
2020年7月期も売上高88.32億円(前期比13%増)、経常利益10.86億円(同8%増)と増収増益を達成、最高益を更新しました。
ただ今期は売上高95億円(同7%増)、経常利益7.70億円(同29%減)と増収は維持するものの、大幅減益を見込んでいます。
株価的にはこの減益が響きました(決算発表は9/11)。
調べたら来年早々稼働する第2工場の減価償却費負担が大きく増加すること、基幹システムの移行でシステム利用料及びその減価償却費が増加することが理由だと分かりました。
先行投資が響くわけです。
コロナ禍の影響はあまりありません。ただ高齢者施設向けの販売は、販売単位の定量化資料よる影響で売り上げが減少傾向にありますが、今年4月から投入した冷凍食材「こだわりシェフ」効果もあって減少傾向は緩やかになっています。
コロナ禍の最中にあった前下期(2~7月)は売上高46.20億円、経常利益6.47億円と上期(売上高42.12億円、経常利益4.86億円)より売り上げ、利益とも良くなっていました。
これはその効果かもしれません。
信用倍率は2.17倍と接近しており「貸し株」が23万株超出ています。需給は良好です。
(株価2007円+8円) 見切りライン1854円