見通しコメント シノプス(M4428)
シノプス(M4428)
2021年12月期はV字回復見通しです。ここは持続で!
順調な動きです。
紹介時の株価(1802円)を8%超上回っていますが、ここはもう少し持続です。
チャート的には3月の1051円が1番底、5月の1500円が2番底、9月の1590円が3番底で、下値を順調に切り上げるいい形になっています。
小売業向けに需要予測型の自動発注システムを手がけています。
コロナ感染症の拡大で商談の遅延や停滞があったため、業績は急速に悪化しました。
6月中間期は売上高3.42億円(前年同期比5%減)、経常利益▲1.13億円(前年同期は▲0.11億円)と減収となり、赤字幅拡大となりました。
予測困難なことから通期業績予想は未定としていましたが、中間期決算を受け、売上高10億円(同7%減)、経常利益0.33億円(同88%増)見通しと発表しています。
この決算(8/11発表)を受けて大幅安したので、業績不安はすでに織り込まれています。
赤字ではありますが、四半期ごとに見たら1~3期は売上高1.54億円に対し経常利益▲0.74億円、4~6月期は売上高1.88億円に対し経常利益▲0.40億円となっており、コロナ禍の中、採算はむしろ良くなっています。
下期にかけ更に良くなると予想しています。
会社四季報では来期は売上高12.50億円、経常利益2.30億円とV字回復を予想しています。
信用買い残が23.8万株ありますが、「貸し株」も44.5万株出ています。 需給は良好です。
(株価1964円+64円) 見切りライン1667円