見通しコメント インパクトHD(M6067)
インパクトHD(M6067)
国内事業は好調です。ここは持続で!
大幅安となっています。下落率は東証1部の5位。
決算は好調です。
前期は売上高110億円(前期比40%増)、営業利器10.29億円(同100%増)、経常利益0.28億円(前期は▲3.06億円)と増額した予想をやや上回って着地、営業利益ベースでは過去最高益を更新しました。
ただ今期については合理的な予想の算定が困難なため、業績予想は非開示としています。
(インド事業について)
インドコンビニ事業では当社出資・貸付金16.75億円が流用されていたことが判明、うち当社持分簿価相当額である9.17億円を投資損失して営業外費用に計上。これも株価下落の一因となったようです、前期の貸倒引当金と合わせ17.52億円を損失として引き当てたことになります。
(COFFEE DAYとは貸付金返済を交渉中ですが、無理そうな感じです。COFFEE DAY株は株式売買も停止されています)
また、インドでは今、COFEEDAYに変わる提携先を探しており、提携相手が見つかったらそこががCOFEEE DAYの保有株48.96%を取得し、一緒に事業展開していく計画になっているとのことです。そこはCOFFEE DAY社も承諾済みとしています。
インドではコロナ感染が深刻なため、当面はコンビニへの業態転換は控え販売不振店舗は段階的に縮小し、既存店の収益改善に注力していく計画とのことです。
57店まで増加したコンビニ店舗はいま36店舗になっているとのことです。
インド事業はコロナ感染が収束するまでは低迷が続きそうです。
(株価2547円-427円) 見切ライン 1884円