見通しコメント イチネンHD(9619)
イチネンHD(9619)
今期業績は未定としていますが、好実態が評価されつつあるように思います!
紹介時の株価(1266円)を少し下回っていますが、ここは持続で対処してください。
11、12日の下げが響きましたが、それまでは増額修正を好感して上伸した後もしっかりの動きが続いていました。
5/26の「窓」を開けての上昇はよく分かりませんが、「買い優位」との判断から買いが集まったからではないかと思います。
4/30、2020年3月期業績を増額修正しました(本決算発表は5/1)。
売上高を940億円→987.15億円(前期比12%増)に、経常利益を64.40億円→69.48億円(同9%増)に引き上げ、最高益更新に弾みがつくとしていました。
四半期ベースでみると第3四半期は売上高248億円、経常利益は14.89億円。コロナの影響が出始めた第4四半期は売上高281億円、経常利益は19.36億円と逆に良くなっていました。
今期業績は合理的な予測が困難なため未定としていますが、決算を分析して上記のことが分かった向きが買いを入れ始めた、決算発表後の堅調な動きはこう捉えるのが合理的ではないかと思います。
同じ「未定」でも各事業ごとにこう取り組んでおり、収益拡大を目指している、と施策の詳細を説明しています。ここも好感されている可能性があります。
自動車リースが主力のためコロナウイルスの影響をあまり受けないとみられることも魅力として紹介しましたが、その後、アフリカなどでは港湾が凍結され、輸出できなくなっているとの記事を発見しました。
これは予想外でしたが、想定される悪材料は織り込んでいるはずです。
今後、好実態が少しずつ評価されてると見ています。
(株価1247円+23円) 見切りライン1120円