見通しコメント アートネイチャー(7823)
アートネイチャー(7823)
今期は6期ぶりの最高益となる公算も。ここは持続で!
年初来高値の860円まで上昇した後、利益確定売りに押されていますが、ここは持続で対処してください。
すでに下げ渋る動きに変わっています。
11/15の急落は10月の月次売上高が前年同月比31.3%減となったためです。
それまで9.1%増(5月)→0.6%減(6月)→10.1%増(7月)→11.4%増(8月)→42.4%増(9月)となっていたため、驚いた向きが投げたようです。
消費増税を前に駆け込み需要が発生したためですが、売り一巡後は急速に戻しています。
12/13発表した11月の月次売上高は8.4%減となっています。まだマイナスですが、減少幅は大きく縮小しています。
9月中間期は売上高201億円(前年同期比12%増)、経常利益29.41億円(同97%増)と凄いものでした。
会社四季報予想が売上高186億円、経常利益15.70億円でしたから出色の決算と言えます(同社は中間期業績は非開示)。
通期業績は売上高393億円(同3%増)、経常利益34.25億円(同3%増)を変えていませんが、進捗率からみて大幅な上振れが濃厚。
過去最高益は2014年3月期に記録した54.6億円です。駆け込み需要の反動がある程度出るとは思いますが、下期が順調なら今期は6期ぶりに最高益を更新する可能性もあります。
当時の高値は1632.50円でした。それからみてももっと上があっておかしくありません。
紹介時の株価(790円)は上回っています。
(株価827円+14円) 見切りライン736円