欧州諸国はすでに底入れした動きになっています!
市場はまだ不安定ですが、何度もお伝えしているように、東京市場は3/19の16358円(ザラ場ベース)ですでに底は付けたとみています。
2番底が懸念されますが、伝染病というかつて経験したことのない理由で下げたので、想定される最悪の事態は相当程度織り込んでいます。
ですから2番底があっても下値はそうないとみています。
株価が3/19の安値を下回ると2番底ではなく更なる相場下落となり意味合いが違ってきますが、現時点ではそこまで心配する必要はないとみています。
国家崩壊となりそうなイタリアは年初から36.6%の下落(安値は3/12)で昨日時点では27.4%安。
ドイツは下落率36.2%(安値は3/15)で昨日時点では25.30%安。
フランスは下落率37.2%安(安値は3/18)で昨日時点では26.4%安。
スペインは下落率36.0%安(安値は3/16)で昨日時点で28.9%安。
イギリスは下落率33.7%(安値は3/23)で昨日時点で24.8%安。
日本は下落率30.9%で昨日時点では20.0%安。
日本より状態がひどい欧州諸国と比べても下落率は遜色ありません。
あのイタリアでさえ安値からはそれなりに回復しています。
不安心理の数値化はできませんが、すでにピークは過ぎたのではないかと見ています。
朝一でコメントしましたが、後は市場に「底入れ感」が出てくるか、だけではないかと見ています。