ログイン

お試し入会

銘柄相談

株式投資はSBI証券

JCブレイン投資顧問 > リアルタイム情報 > ゴールドマン・サックスの著名ストラテジスト アビー・コーエン氏が語る「米株価、来年には上昇機運も」

リアルタイム情報

ゴールドマン・サックスの著名ストラテジスト アビー・コーエン氏が語る「米株価、来年には上昇機運も」

12月14日号の日経ヴェリタスに興味ある記事が出ていましたので紹介します。以下がその本文です。

 2008年も終わりに近づいてきた。今年は多くの国にとってうれしくない年だった。世界的な信用危機とそれに伴う景気低迷は、まず米国で顕在化し、他国に飛び火した。多くのエコノミストは09年も引き続き事態が悪化するとみている。金融市場は深刻な経済情勢を既に反映したのか、それともまだなのか。米株式・債券を担当する当社のアナリストは、現在の株価と債券価格には実体経済と企業業績への悲観的な予想が反映されているという。そうであれば、株価は下げ止まり、一部銘柄は回復に転じる可能性がある。
 経済の基礎的条件の悪化は、9月以降の資産価格急落の一因にすぎない。その他の要因として、ヘッジファンドや投資信託のファンドマネジャーに流動性調達圧力がかかったことがある。彼らは顧客からの償還請求を受け、保有株の放出を余儀なくされた。
 だが今後、売り圧力が緩む気配も出てきた。仮にそうなれば、投資家は経済情勢、利益、資産内容、株価水準などの基本的な投資指標に立ち返ることができる。景気後退や非金融事業会社の大幅減益が生じても、今後数ヵ月のS&P500種株価指数は1000~1100が妥当な水準だと考えられる。
 確かに09年の見通しは暗い。国内総生産(GDP)が一段と落ち込み、失業率は上昇すると予想される。米国では実体経済や企業利益が来年前半まで低迷し、失業率も今後数ヵ月は上昇することが見込まれる。だが来年半ばになれば、景気が次第に落ち着き、来年末にかけて一部の部門は立ち直りの兆しを見せるはずだ。
 何はともあれ、米国は恐慌に突入していない。ごく一般的な定義に従い、GDPや鉱工業生産をはじめとする広範囲の経済指標の低下を景気後退と呼ぶのであれば、この現象は既に07年末から始まっている。ほぼ同時期から失業者数が新規雇用者数を上回っているうえ、新規住宅支出は3年前の05年末から大幅減少を記録している。
 厳しい経済情勢だが、明るい光も見えている。まず第1に、米連邦準備理事会(FBR)が最近取った措置で、金融システムの大部分が安定したことだ。住宅ローン金利に加え、国債以外の債券利回りも下がった。債券市場で国債以外の債券に要求された異常なリスクプレミアムも縮小傾向にある。11月末までは高格付け企業や地方自治体が発行する債券と国債の利回り格差が記録的な高水準に達していた。
 第2に、オバマ次期米大統領は景気刺激策の立案に精力的に取り組んでいる。次期大統領チームは当面の循環的な景気後退のみならず、家計のバランスシートの改善や金融制度に対する信頼の回復、長期的な経済成長の実現といった問題にも取り組まなければならないだろう。
 そして第3に、米国の政策担当者は経済史を理解しており、過去の過ちを避ける意思を示している。米政策当局は保護貿易主義にくみせず、グローバル経済の様々なプレーヤーとの協力を支持する。大切なことは米国の製品とサービスの輸出を増やすことで、輸入を制限することではない。
 次期大統領チームは、現在のような難しい状況下では、やり過ぎぐらいの方がいいと判断している。民主党が一段と優位に立った新議会で09年1月に新大統領が正式に決まる時、チームには未来の形を示す重要な機会が与えられるだろう。

↑ページTOPへ

ご注意!!

当社の名をかたって未公開株などの販売を行う業者の存在が確認されています。
当社は未公開株の販売は行っていません。またパンフレットを送って契約を取り付けるような営業も行っていません。
ご注意ください。

投資情報の重要性

苦情処理・紛争解決体制