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きょうの相場について!

きょうの前場は異常でした。日経平均は一時175円安の9091円まであり、一時は9000円割れかという異常な動きになりました。
米国市場は休場でしたが、欧州株の動きから一段安するような状況ではなかったのにです。それが朝方から売り一色の始まり。何があったんだというのが本当のところでした。
理由が判明しました。ブルームバーグが以下の記事を流したのが原因のようです。

【米ハーバード大学教授で、元国際通貨基金(IMF)チーフエコノミストのケネス・ロゴフ氏が、中国の不動産市場の「崩壊」が始まりつつあり、これが同国の銀行システムに打撃を与えるとの見方を示した。
ロゴフ氏は香港でブルームバーグとのインタビューに応じ、中国経済が「特に現在のような速度で」成長するにつれて「障害にぶつかるだろう」と指摘。また世界的に景気回復ペースは「非常に遅い」が、リセッション(景気後退)に戻る危険性は「高まっていない」と述べた。
ロゴフ氏と同様の懸念は投資家の間にも広がっている。上海総合指数先週、過去1年余りで最も安い水準まで下落した。
同氏は「不動産の崩壊が始まりつつあり、銀行システムに打撃を与える」と指摘。「中国当局は数多くの政策手段と極めて優れた管理能力を有しているが、簡単にはいかない」と述べた。
また、中国の輸出がこれまでと同様のペースで拡大し続けると考えるのは非現実的だとし、「中国は、どこかの時点で成長戦略の方向転換が必要だ」との考えを示した】

偶然にも本日の日経新聞朝刊が、「中国の不動産市況が一本調子の上昇局面を終え、調整局面を強める」との観測記事を出し、「当局の住宅購入規制じわり、価格頭打ちの兆し、買い控え広がる」とネガティブな報道をしたほか、相次ぐ増資で株式需給に悪化懸念と題し、「大手商業銀行である中国銀行が2日夜、最大600億元(約7800億円)の株主割当増資を突然発表しており、不良債権が膨らんでいる可能性がある」とか、中国農業銀行も今月の上海、香港両市場上場のため世界最大級の資金調達を行い、資金が逼迫する」と株価下落を促すような記事を書いていました。
中国農業銀行の調達資金は220億ドルですが、調達資金がここまで大きくなったのは不良債権が膨らんだからではないかとの観測記事も昨日出ていました。

きょうの朝方の急落は、ロゴフ氏の「中国不動産市場の崩壊」コメント、それを裏付けるかのような日経新聞の2日にわたる記事、これが原因だったようです。
しかし上海市場が1.8%高と順調だったので、後場は一転、戻す展開になったようです。

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