『鬼より怖い一文新値』となっています!
『鬼より怖い一文新値』という相場格言があります。
簡単に説明すると「少しだけ高値を更新して上に抜け切れない場合は売りサインとなるので注意が必要」という格言です。
昔は貨幣の最低単位が1文だったので1文新値となったわけです。
今風にいうと株価が人気を集め新高値をつけたが、前回の高値を少しだけ更新して上昇が止まってしまうと、強烈な天井(いわゆる二番天井)となり、逆に売り圧力が強まる可能性があるので注意が必要という意味です。
エネルギーを使い果たした可能性があるということです。
今の相場がまさにそれです。
日経平均は5月に25688円まで下げた後、反転し、28389円まで上昇したが、そこが戻りの限界で、その後は「3空」を形成しながら大きく下げています。
米国株が急落した面もありま見事に表す動きとなっています。
いまはこんな相場ですから無理な売買は控えてください。