Vキューブ(3681)
好決算でも売られる動きが続いていましたが、ようやく下げ止まりました。底入れしたとみられるここは狙い目!
ここへ来て売り込まれていた新興株の上昇が目立ってきました。1部銘柄は期待先行で上昇していたので、今後もこうした動きが続くのではないかとみています。
そこで本日はVキューブ。
Web会議などコミュニケーションサービスを提供しています。遠隔医療やネットでのセミナー開催支援も行っており、昨年、猛烈に買われました。コロナショック後の安値から昨年12月高値までの上昇率は11.6倍にもなります。このため好決算を発表しても好感されず、逆に材料出尽くしから売られる動きになっていました。4/30と8/16の急落はそれが原因だとみています(決算発表はその前日です)。
ただここへ来て下げ止まる動きに変わっています。下落相場が9カ月も続いていたので、目先の底を入れた可能性があります。高値からの下落率は56.2%。テクニカル的には「超」売られすぎ状態となっていました。
相場の流れをいち早く示すパラボリック指数は陽転(=買いシグナル点灯)2日目となっています。信頼性の高い指標であるMACDはまだ下を向いたままですが、ここで反転すれば底入れ感が出てきます。
業績は絶好ともいえる状況。
6月中間期は売上高60.26億円(前年同期比84%増)、経常利益9.38億円(同252%増)と大幅な増収益を達成しました。通期では売上高130億円(同57%増)、経常利益23億円(同125%増)と最高益更新を見込んでいます。
成長期待から買われた銘柄ですが、PERは21倍台まで低下しています。十分下げたと思いますので、ここは狙い目でしょう。
信用倍率は3.14倍とやや買い長で買い残が253万株ありますが、「貸し株」も272万株超出ています。需給は良好です。
(1日株価1812円+2円) 買いゾ~ン2000円まで 見切りライン1656円