I-PEX(6640)
株価は業績悪化を織り込んだ形になっていますが、実態は逆です。12年ぶりの最高益更新となるここは狙い目!
本日はI-PEXです。安心して買える銘柄として選びました。
旧第一精工です。
8月の下落は決算発表(8/11)を受けたものと分かりました。
今期業績見通しを売上高626億円(前年同期比14%増)、経常利益57億円(同113%増)見通しと発表していたからです。
中間期が売上高327億円(同34%増)、経常利益41.07億円(同41.07%増)でしたので、先行き、業績が悪化すると受け取られたのでしょう。
昨日発表した2021年1~9月期決算は売上高500億円(同29%増)、経常利益64.18億円(同293%増)と予想を上回るものでした。これを受け、通期売上高を626億円→658億円(同20%増)に、通期経常を57億円→73億円(同173%増)に引き上げました。これにより今期は2010年3月期の最高益を12期ぶりに更新の見通しとなっています。
会社資料には旺盛なパソコン需要を背景にコネクターが伸長したほか、自動車や設備向けも好調だった、と出ています。
第3四半期を取り出すと売上高173億円、経常利益23.11億円となります。中間期(売上高327億円、経常利益41.07億円)からさらに伸びる形になっています。
好調な決算を受け、配当も35.00円→50.00円に増配するとしています。
株価は業績が悪化するとの前提で形成されています。それがそうではなく、12期ぶりに最高益更新となるわけですから、ここは狙い目でしょう。
信用倍率は8.59倍と買い長で買い残が53万株ありますが、「貸し株」も16万株超出ています。需給に問題はありません。
なおPTSは2282円+169円(8.00%)、出来高11700株となっています。
(8日株価2113円+65円) 買いゾ~ン2330円まで 見切りライン1880円