ADワークスグループ(2982)
業績は予想以上のペースで来ています。なのに株価は安値圏まで下げています!
何を買ったらいいか分からない難しい相場になっていますが、下値を心配する必要はなくなっています。世界的に超金融緩和状態になっていますので、いいのがあったら積極的に狙っていくところだとみています。
きょうは「箸休め」的な銘柄。遊び感覚で少し買ったらどうかと思い紹介しました。
旧A.D.ワークスから株式移転した持ち株会社で、株価の連続性はありません。
中古マンションやビルを1棟仕入れ、付加価値を高めて富裕層に販売しています。
今12月期は9カ月の変則決算となります。
業績的な比較は困難ですが、通期では売上高160億円、経常利益4億円を見込んでいます(2020年3月期は売上高246億円、経常利益9.32億円でした)。
4~6月期が売上高22.53億円、経常利益▲2.56億円と大幅赤字となったので、業績面の期待値は高くなかったと思います。
決算を受けた8/13以降、軟調な動きになっていることからも明らかでしょう。
しかし本日の日経新聞が4~9月期経常が従来予想の1.4億円の赤字から上振れし0.5億円前後の黒字になりそうだと報じています。
コロナウイルスの感染拡大から4~6月期は物件売却が滞ったが、それが改善、売却が想定を上回ったとしています。小さなベタ記事ですが、株価が安値圏まで下がっているだけに、ここは狙い目と判断しました。
2円ながら配当も行っています。会社四季報予想では今期は2.6~3.5円配予想。
信用倍率は3.04倍とやや買い長で買い残が32.4万株ありますが、「貸し株」も95.0万株出ています。
需給は良好です。
(29日株価160円+2円) 買いゾ~ン170円まで 見切りライン151円