豊和工業(6203)
大幅上振れが期待できそうです!
決算発表が本格化してきましたが、決算は想定より悪くなっています。それでも下値が堅いのは市場が業績悪化をすでに織り込んでいるからです。
業績的に注目される銘柄も少なくありませんが、それらはそれなりに上昇しているので、ここから買うわけにもいきません。相場はじり高を続け押し目が全くありません。調整局面が来て欲しいというのが本音です。ですから相場が下がったら買い場が来ると喜んでください。
本日は乏しい銘柄の中からの銘柄。
2018年4~12月期決算は売上高157.61億円(前年同期比16%増)、経常利益6.73億円(前年同期は▲1.08億円)と黒字浮上しています。
通期業績は売上高226億円(同15%増)、経常利益7.80億円(同12倍)を据え置き大幅な増収益を見込んでいます。
第3四半期を取り出すと売上高56.53億円で経常利益3.38億円。
会社予想では第4四半期は69億円の売上高で1.07億円の経常利益を見込んだものになっています。第4四半期は売上高が第3四半期から13億円増えるため、利益は大幅に上振れる可能性大です。経常利益の進捗率86%超から見ても当然でしょう。
株価は12/25の終値から24%強上昇していますが、その程度ならまだ許容範囲。ここは狙い目と見ます。
工作機械関連が主力で、建材・防衛関連株。ほかにも色々手掛けています。工作機械株が大きく反転している中では出遅れが目立っています。
今月末にベトナムで米朝首脳会談を行うと昨日発表しましたが、これはマイナスにはならないとみています。
信用倍率は11.93倍と買い長で買い残が33万株ありますが、「貸し株」が61万株超出ており、需給は良好。
きょうは銘柄がない中での紹介です。無理に売買する必要はないとみています。
このほか買い推奨するか迷った銘柄は高田工業所(東証2部1966)、メンバーズ(2130)、ワークマン(JQ7564・推奨中の銘柄ですが、絶好調と日経紙が報じています)です。
このなかに眼鏡にかなったものがあったら、各自の判断で売買してください。
(6日株価805円-15円) 買いゾ~ン850円まで 見切りライン749円