本日は様子を見たいと思います
昨日のCMEの日経平均先物は28655円。日経平均終値比340円安となっています。
本日の日経平均がそれに近い下げになるとチャートはWトップを形成することになります。高値圏で推移していた株価が下落に転じる時に表れやすいパターンです。
3/9、クリーマ(4017)を紹介した時、出だしで以下のようにコメントしていました。…
昨日は寄り天となる可能性があるのではと思っていましたが、終わりはなんとマイナス引け。
予想外の弱さでした。
相場の流れが変わりつつあるような気がします。(チャートではなく)毎日つけている指標を見て2/17以降、動きがおかしくなっています。
どう変わるかはまだ分かりませんが、株価が高値圏にある銘柄や中途半端な水準にある銘柄は投資の対象からは外すべきでしょう。
いま、そのような相場付きになっています。
このところ相場は掴みどころがありません。指数と全体相場が同じ動きになっておらず、全体としてどう動いているか分からなくなっているからです。
ただこれまで相場を引っ張っていた値がさの主力株は、ここへ来て上昇いっぱいとなったり下落に転じていることは分かります。
コロナの影響をまともに受けた銘柄群(旅行、空運、外食、スポーツ・婚礼、百貨店など)はその修正が急速に進んでいます。
しかしそれ以外の多くの銘柄はどう動いているか分からないのです。そんな中、コロナで苦しんだ銘柄の中の一部なのかもしれませんが、コロナ発生前の株価以上に上昇する信じがたい現象も数多く起こっています。
これまで人類史上かってなかったことが起こっているので、今回は過去の経験則が通用しない相場になるとずっと指摘していましたが、今の状況を見るとそれが終わりに近づいている感じがします。
ワクチン接種の普及で経済が正常化しつつあるのなら、いまの異常な低金利や莫大な財政発動は不要となるからです。
ただ前にもコメントしたように中小型株の地合いはここへ来て良くなっていますので、個人投資家にては儲けやすい相場になりつつあります。
が、本日は大幅安で始まりそうなことから、様子を見たいと思います。