寿スピリッツ(2222)
株価は安値圏にありテクニカル的に売られすぎ状態となっています。こうした中、信じがたい業績改善を見せています!
本日も有望銘柄が多く絞るのが大変でしたが、寿スピリッツにしました。
株価が安値圏にありテクニカル的に売られすぎ状態となっていたからです。「オミクロン株」の出現で大きく売られましたが、ここからの下値リスクと乏しいと判断したのが最大の理由。
決算をチェックして間違いではないかと思ったくらいです。
2021年4~12月期は売上高229億円(前年同期比40%増)、経常利益22.16億円(前年同期は▲3.02億円)と凄い内容でした。
第3四半期を取り出すと売上高110億円、経常利益22.16億円。中間期が売上高119億円、経常利益▲4.80億円でしたから信じられない改善です。
通期業績は売上高307億円(同32%増)、経常利益14.50億円(前期は▲3.21億円)を据え置いていますが、大幅上振れ必至でしょう。
会社資料をチェックしたら、今期は「どん底から這い上がり復活ののろしを上げる年とすべく今期を「オーバー ザ オーバー」とし、次の3つの重要施策を中心にコロナ対策を講じる出ていました。
菓子の大手でお土産やギフトが中心で説明が大変ですが、①「新生寿十策」(10項目あります)、②「超現場主義」による組織力の向上、③緊急事態フェーズ時における対応策の徹底の3つです。
日本での「オミクロン株」発生は昨年12月ですが、猛威をふるってきたのは今年からです。
その影響を跳ね返してとまでは言えませんが、コロナ対策効果が出てきたのは間違いないでしょう。
昨年11月の直近高値からの下落率は42%超に達します。
テクニカル的には売られ過ぎ状態となっています。株価の動きをいち早く映すパラボリック指数は陽転(-買いシグナル点灯)2日目となっており、信頼性の高い指標であるMACDはすでに底を入れた形になっています。平均足チャートも陽線が続きトレンド転換したかなような動きになっています。
このところの下落で「オミクロン株」出現は織り込んだとみられるので、ここは狙い目でしょう。
信用倍率は3.61倍と買い長で買い残が14万株ありますが、「貸し株」も30万株超出ています。需給は良好です。
なお制限値幅は700円です。
(株価4840円-40円) 買いゾ~ン5300円まで 見切りライン4490円