三井松島HD(1518)
週足、月足チャートは買いたくなるようないい形になっています。極限まで下げたここは狙い目!
来週からの決算発表を前に動きにくい局面になっていますので、下値不安の乏しい銘柄を中心に紹介しています。
きょうはキャリアインデックス(6538)にするかストライク(6196)にするか、同社にするか迷いましたが、同社を選びました。
日足チャートは買いにくい水準にありますが、株価の中期トレンドを示す週足チャートは最高の形になっており、月足チャートもこれ以上下はない形になっています。
極限まで下げたとみられるので、鉄鋼生産が回復する来期は原料炭需要の回復を反映した株価になるとみています。
業績は冴えません。
2021年3月期は売上高545億円(前期比18%減)、営業利益2億円(同92%減)と大幅減収・減益を見込んでいます。
買えるような業績内容ではありませんが、株価には織り込み済み。
会社四季報は来期は売上高620億円(同13%増)、営業利益12億円(同6倍)と一転、大幅な増収益を予想しています。
その通りになる保証はありませんが、業績面の最悪期は過ぎたと見みられるので、ここは狙い目でしょう。
短期ではなく中期スタンスの銘柄と見ています。
日本製鉄(5401)やJFE(5411)など需要先の鉄鋼株が大きく回復している中では出遅れが目立っています。
毛並みの違った銘柄であることも選んだ一因ですが、他の銘柄がいいと思った方は各自の判断で売買してください。
信用倍率は7.52倍と買い長で買い残が18.8万株ありますが、「貸し株」も18.1万株出ています。需給に問題はありません。
なおPESは810円+23円 出来高200株となっています。
(21日株価787円-3円) 買いゾ~ン825円まで 見切りライン700円