七十七銀行(8341)
きょうは消去法で選んだ銘柄です。ここからの下値はそうありません。配当利回りから注目される可能性も!
相場は手詰まり状態に陥っており物色難の様相を呈しています。そんな状況ですから今、無理する必要はありません。
そのうち流れは変わって来ます。
8/1に「第2の愛知銀行候補銘柄です」として地銀株を8社紹介しました。全部上がっています。「マーケット解説」で確認してください。
昨日、ゆうちょ銀行(7182)が発行株式数の16.67%に相当する7億5045万株超を消却すると発表しました。これを好感しPTSは1043円+85円(8.87%)と大幅高で引けています。
これが銀行株買いにつながる可能性があるため、本日は七十七銀行にしました。
銀行株がここまで下がったのは、コロナ禍で倒産が増え大量の不良債権が発生する懸念があったからです。
しかし倒産はほとんど無く、企業倒産件数は高度成長期にも見られなかったほどの少なさです。
背後に政府の大規模なコロナ手当支給がありますが、売られ過ぎた分の修正があっったとしてもおかしくありません。
あすから9月入りします。そうなれば中間配当も話題にのぼってきます。
同社の配当利回りは3.97%です。またPERは5.6倍、PBRは0.18倍です。
よくもこんな水準まで下がったものです。PBR0.18倍はあすにも破綻かとされる企業並みの倍率です。
投資家がそっぽを向いたからです。
ということはこれ以上の下はないということです。
何を買ったらいいか分からない、これが今の相場だと思います。
こんな局面で無理に銘柄を探す必要はありません。
同社株はコロナショックで急落した昨年3月頃の水準とそう変わりません。その意味でも狙い目ではないかと思います。また資金のプール先としても最適な銘柄ではないかとみています。
信用倍率は1.35倍と接近しており「貸し株」が54万株超出ています。需給は良好です。
(30日株価1258円+27円) 買いゾ~ン1300円まで 見切りライン1130円