メルコ(6676)
業績は予想以上で、2011年3月期以来の水準まで回復の見通しです。業績を基準にすると2018年7月高値を超えてもおかしくありません!
ITメディアにするかキングジムにするか、同社にするか迷いましたが、同社に決めました。
この中では王道銘柄だったからです。決算プレーでは小さい銘柄は予想以上に高寄りする傾向があるので、出来るだけ大きい銘柄を選ぶようにしています。
2020年4~12月期は売上高960億円(同10%増)、経常利益71.55億円(同66%増)と2桁増収益を達成しました。
これを受け、未定としていた通期業績を売上高1250億円(同8%増)、経常利益82億円(同66%増)見通しと発表しました。
会社四季報予想が売上高1230億円、経常利益69億円でしたから、それを大幅に上回る内容。
第3四半期を取り出すと売上高337億円、経常利益28.70億円と出色の内容となっています。
リモートワークの普及でパソコン需要が伸びたほか、食品事業(生ラーメン、焼きそばなど)も家庭内での食事機会の増加、手作り志向の高まりもあって好調と会社資料には出ています。
いつまでも今の恵まれた状況が続くとは思えませんが、経常利益は過去最高となった2011年3月期(109.51億円)に次ぐ水準まで回復の見通しです。
利益を基準にしたら2018年7月の高値(4725円)を超えてもおかしくありません。
株価は昨年来の高値圏にありますが、上記の理由から買い優位と判断しました。
信用倍率は3.92倍と買い長で買い残が11.3万株ありますが、「貸し株」も5.4万株でています。需給に問題はありません。
なおPTSは3810円+260円(7.32%)、出来高2300株となっています。
下値リスクの小さい銘柄を買いたい方は選択肢銘柄の中から選んでください。
(28日株価3550円-15円) 買いゾ~ン3850円まで 見切りライン3389円