マニー(東証プライム7730)
最高益を大きく更新の見通しなのに株価はコロナ後の安値まで下落しています。
きょうは好決算銘柄、マニーです。
株価は3030円(2021/1)の高値を付けた後、大きく下落しています。高値からの下落率は57.4%。半値以下になっています。
テクニカル的には売られすぎ状態となっていましたので、先月の1290円で大底は付けたとみられます。
相場の流れをいち早く示すパラボリック指数は7月1日から陽転(=買いシグナル点灯)しており、MACDも底離れが鮮明になっています。平均足も5日連続陽線となっており、ベクトルは上に変わっています。
そんな状況で増額修正、増配を発表しました。
今8月期の第3四半期(9~5月)決算が売上高148億円(前年同期比14%増)、経常利益55.21億円(同19%増)となったことを受け、通期売上高を188億円→201億円(同17%増)に、通期経常を56.15億円→70.50億円(同24%増)に増額修正しました。3期ぶりに最高益を更新の見通しとなっています。
好調な業績から配当も25.00円→30.00円に増配(うち期末配13.00円→18.00円)すると発表しています。
3期ぶりに最高益を大幅に更新するのに株価はコロナショック後の安値まで下落しています。
直近高値からの下落率は57.4%ですが、コロナ前の2019/12月高値からのそれは59.9%に達します。
サプライズの決算であり、ここは狙い目でしょう。
信用倍率は17.88倍と買い長で買い残が38万株超ありますが、「貸し株」も93万株超出ています。需給は良好。
なおPTSは1520円+84円(5.85%)、出来高5200株となっています。
(制限値幅は300円です)
(8日株価1436円+5円) 買いゾ~ン1700円まで 見切りライン1289円