ポールトゥウイン・ビットクルー(3657)
期待値の低さから売られましたが、そんな中、増額修正を発表しています!
物色難の相場になっていますので、きょうは視点を変えました。期待値の低さから大きく売られたポールトゥウイン・ビットクルーです。これまで何度となく紹介してきました。
2021年3月期の好決算(3/15発表)を受けて急伸、1469円まで上昇した後、大きく売られました。終った期が最高益になったとはいえ、今期が売上高300億円(前期比12%増)、経常利益33.92億円(同5%減)と増収減益を見込んでいたからです。
そんな中、6/4発表した2021年2~4月期決算は売上高80.15億円(前年同期比26%増)、経常利益8.57億円(同31%増)と予想を上回るものでした。
株価はこれを好感し少し上昇しましたが、小型株の地合いが悪したこともあってまた軟調な動きに逆戻りしてしましました。
ただマザーズ指数が底入れしたこともあって、ここへ来て動きは変わりつつあります。
テクニカル的に売られすぎ状態となっていましたので、8/6の1001円で大底は入れたとみています。
相場の流れをいち早く示すパラボリック指数は8/16からずっと陽転(=買いシグナル点灯)が続いており、MACDも底入れ反転の動きに変わっています。
株価の方向性を示す平均足もずっと陽線が続いており、株価の方向性は上だと言っています。
こんな中、増額修正を発表しました。
7月中間期が売上高154億円(同24%増)、経常利益15.49億円(同5%増)と予想を上回ったことから、通期売上高を287億円→332億円(同24.3%増)に、通期経常を33.92億円→35.39億円(同1.6%減)に引き上げています。
まだ減益見通しではありますが、利益が予想ほど落ちず前期の最高益とほとんど変わらない水準を維持できるということなら狙い目ではないかと思います。
信用倍率は4.89倍と買い長で買い残が30.4万株ありますが、「貸し株」も11.2万株出ています。出来高を考えたら需給に問題はありません。
なおPTSは1032円-77円、出来高11400株となっています。
PTSの77円安はひょっとしたらもっと良くなるのではと見ていた向きの売りとも考えられますので、気になる方は寄った後の動きを見てから買ってください。
(3日株価1109円+9円) 買いゾ~ン1200円まで 見切りライン1000円