プレシジョン・システム・サイエンス(M7707)
底入れ反転の動きに変わろうとしています。売られ過ぎたここは狙い目!
CMEの日経平均先物が急落していますが、きょうはプレシジョン・システム・サイエンスです。
会社四季報春号のランキング調査で見つけた銘柄です。
会社四季報が会社予想の営業利益5億円を7億円(前期は▲0.82億円)に増額、営業利器の乖離率第37位にランクされていました。
株価は昨年記録的上昇を遂げました。3月に330円だったのが6月には3150円と10倍近くも上昇していました。
同社独自の画期的全自動PCR検査装置を発売すると発表したことを評価したものです。
その検査装置の検査精度が厚生省・国立感染症研究所による検査結果で、遺伝子検査の陽性一致率100%、陰性一致率100%と発表されたのが6/17。
8/3よりそれを発売開始すると発表したのが7/17。
つまり、画期的PCR検査装置が発売されることを評価して急伸したものの、それがこの上ない凄いものだったということが分かって材料出尽くしとなって下落。それが8/3から発売されるということで再度上昇。
それが8月の2665円を高値に再度下落する動きとなっていました。
調べた結果、この下落は8/28の下方修正が原因だったのです。
その時、2020年6月期売上高を46億円→50.67億円(前期比15%増)に、営業利益を0.30億円→▲0.82億円(前期は1.63億円)に、経常利益を0.10億円→▲0.91(前期は1.39億円)億円に引き下げていました。
2020年6月期は売上高50.67億円、営業利益▲0.82億円、経常利益▲0.91億円と下方修正したとおりの内容でした。
今期は売上高77億円(同51%増)、営業利益5億円(-)、経常利益4.50億円(-)と一転、大幅増収、黒字浮上を見込んでいます。
12月中間期は売上高を37億円→45.24億円(同122%増)に、営業利益を2億円→4.22億円(前年同期は▲2.01億円)に、経常利益を1.75億円→4.13億円(前年同期は▲2.02億円)に増額する予想以上の内容でしたが、株価は逆に売られる展開になっていました(決算発表は2/12)。
理由はよくわかりません。通期予想を増額しなかったからか、地合い悪化かのいずれかが原因ではないかと思いますが、株価は既に下げ渋る動きに変わっています。
その業績を会社四季報・春号が売上高85億円(同67%増)、営業利益7億円(前期は▲0.82億円)、経常利益6.80億円(前期は▲0.91億円)に引き上げています。
テクニカル的には超売られすぎ状態となっています。
高値からの下落率は75%超。これ以上は下がらないとされる「半値八掛け二割引き」以下に下がってから、反転しようかという動きになっています。
MACDは底入れの動きに変わっており、パラボリック指数は陽転8日、平均足チャートも陽線が続き上向き指向となっています。
チャート、テクニカル指標からみて、ここは狙い目でしょう。
信用買い残は2.55倍とやや買い長で買い残が302万株ありますが、「貸し株」も323万株超出ています。需給は良好。
マザーズ銘柄ですが、売買代金は6.4億円もあります。
なおPTSは919円-4円 出来高2500株となっています。
(19日株価923円+2円) 買いゾ~ン1000円まで 見切ライン839円