バルテス(M4442)
昨年5月のIPOで銘柄上場来安値圏まで下げています。業績は好調で今期も最高益更新予想。売られ過ぎたここは狙い目!
NYダウは1293㌦(5.09%)高と過去最大の上げ幅を記録していますが、日本株は昨日、ある程度上昇していますので、NYダウのような大幅高は期待しづらいと思います。
市場はまだ極めて不安定ですので、本日もリスクを避けました。
銘柄はバルテス。昨年5月のIPO銘柄ですが、株価は上場来安値圏まで下げています。
今年1月高値からの下落率は43%超。たった1か月半で半値近くまで下げています。テクニカル的には売られすぎ状態。MACDがマイナス139まで下げていますので、反転の動きになってもおかしくありません。
昨日の大底圏での陽線はその先駆けではないかと見ています。
下落局面でも出来高は増えていません。投げ売りがなかったということですが、これは、「ここまで売られるような銘柄ではない」とホルダーが考えている証拠です。
となれば決算発表前の2010円前後までは順調に戻してもおかしくありません。
ソフトウエアのテスト事業が主力で業績は絶好ともいえる状況。
2019年4~12月期は売上高35.49億円(前年同期比54%増)、経常利益1.72億円(同39%増)と凄い増収益を達成。
通期でも売上高44.96億円(同37%増)、経常利益2.77億円(同48%増)と最高益を見込んでいます。
ことろが株価はこの決算を受け急落しました。地合い悪化が響いた面もあったかもしれませんが、増額しなかったことが原因ではないかとみています。
ただ第3四半期を取り出すと売上高12.54億円、経常利益0.72億円。2期分の合計である中間期が売上高22.90億円、経常利益0.90億円でしたから凄い伸びになっています。
規模のメリットも出始めており、収益性は急速に向上しています。終わった中間期が大幅に増額修正(経常利益で▲0.10億円→0.90億円の黒字)されていたこと、その後の第3四半期が一段と拡大していることを考えると通期でも増額の可能性は大でしょう。
そのため売り込まれたここは狙い目とみます。
信用買い残は34.6万株とやや過大ですが、「貸し株」が22.3万株超出ています。需給に問題はありません。
心配な方は昨日の北陸電力でも大丈夫です。
(2日株価1373円+76円) 買いゾ~ン1585円まで 見切りライン1274円