ニューラルポケット(M4056)
好決算もS安を交え上場来安値まで売られました。下げ過ぎたここは狙い目!
マザーズ指数は昨日0.44%安となりましたが、下落率は日経225(1.10%)、TOPIX(1.39%)、東証2部株指数(0.96%)、JQ平均(0.75%)の5指数の中、最も小さいものでした。大引け30分前まではプラス圏で推移していました。底を入れたからではないかと思います。
本日は昨年8月上場のニューラルポケット。
独自のAI技術を活用し在宅勤務支援サービスや電子看板広告、駐車場の空き状況検知サービスなどを提供しています。
8/13の決算を受け、S安を交え急落、上場来安値まで下げています。テクニカル的には「超」売られすぎ状態。
チャートは下げ渋る動きになっています。悪くて売られたわけではないので、下げすぎたここは狙い目でしょう。
6月中間期は売上高4.90億円(前年同期比49%増)、経常利益0.88億円(同97%増)と凄い内容でした。
通期でも売上高12.56億円(同64%増)、経常利益3.70億円(同149%増)と大幅増収益を見込み、最高益を見込んでいます。
ところがこの決算を受け16日はS安、翌日は一段安となっていました。
安値を更新するIPO銘柄が多かったことも影響したと思いますが、下落の主因は予想を下回った業績ではないかとみています。
同社は中間期業績予想を発表していないので進捗状況は分からいません。が、会社四季報は6月中間期を売上高5.5億円(同68%増)、経常利益1.40億円(同211%増)と予想していました。
売り上げ、利益ともそれを下回ったので失望した向きが投げたのではないかと思います。
上場して間もない会社で過去の業績推移も分からない中で出した四季報予想を信じてもいいかということです。
会社設立は2018年1月。3年後の2020年12月から黒字化してきたので、今後、規模の経済性が発現するのではないかとみています。
高値からの下落率は79%。下げ過ぎです。
信用買い残が55万株ありますが、「貸し株」も94万株超出ています。需給は良好。
売買代金は37.36億円、流動性は十分です。
なおPTSは2650円-3円、出来高2700株となっています。
(19日株価2653円+92円) 買いゾ~ン3000円まで 見切りライン2281円