ニチバン(4218)
きょうは決算プレーの前哨戦です。判断が難しいので、トライしたい方だけ参加してください!
本音を言えば、来週から本格化する決算プレーまでは株価はできるだけ下がってほしいと思っています。より儲けやすくなるからです。
それで本日も銘柄無しにして様子を見た方がいいのではと思っていたのですが、決算プレーの前哨戦として格好の銘柄が出てきたので、紹介します。
ニチバンです。
昨日までの3週間の動きを見て分かったことですが、いまは増益となった銘柄はほとんど買われています。わずかしか伸びていない銘柄も同じでした。
減益銘柄でも許容範囲の減益ならほとんどが買われています。
極限まで売られていたからでしょう。
マーケットは各社の業績は相当悪くなるとの前提で形成されていたことが判明しました。
同社株は東証1部の8割が昨年来安値を更新した3/13に底を入れています。ですから一段安はないはずです。
そんな中、2020年3月期売上高を445億円→440億円(前期比7%減)に、経常利益を30億円→31億円(同19%減)に修正しました。
配当も38.00円→33.00円に減配するとしています。
減収減益ですが、利益は予想よりちょっといい、でも減配だ、こんな修正です。
こんな修正は同社が最初です。
今期予想もありません。
しかも底値から2割近く上昇している中での好悪入り混じった修正。
売りではないと思いますが、積極的に買う材料もありません。
判定は困難ですが、業績不安は織り込んでいるとみられるので、ここは賭けて見るところではないかと思いました。
信用倍率は0.11倍と圧倒的売り長で「貸し株」も6万株超出ています。需給は最高。
株式投資をしている多くは「アル中」と同じ「カブ中」です。見ているだけではつまらないので、最低単位で遊んでみる。
きょうはこんな視点からの紹介ですので、トライしたい方だけトライしてください。
(21日株価1421円-32円) 買いゾ~ン1500円まで 見切りライン1349円