データセクション(M3905)
新株予約権発表で売られましたが、テクニカル的には超売られ過ぎ状態となっています。少し先を見据えた銘柄です!
方向感のない相場になっており物色面では手詰まり状態になっています。今月下旬から決算発表が始まりますので、それまでは無理な売買は控えてください。
きょうはデータセクション。8/16(日)、あしたの推奨銘柄はこの中から出ますと紹介した中の1社です。
その時は以下のようにコメントしていました。
〇データセクション(M3905)…4~6月期は売上高3.75億円(同48%増)、経常利益0.24億円(前年同期は▲0.36億円)と黒字浮上。通期業績は未定も、問題なし。2019年3月期の最高益(0.95億円)を2期ぶりに更新しそう。
チャートもgood! PTSは623円+37円、出来高6100株
ただ株価は9/30、10/2と崩れました。総額19.44億円の新株予約権(1.2万個×2。転換価格は619円と1000円)を発行すると発表したからです。潜在株式数が発行株式総数の1360万株の17.64%になるため、希薄化が懸念されました。
発表前の9/29からの下落率は20%超になっており、テクニカル的には「超」が付く売られすぎ状態になっています。地合い悪化から日経平均が353円安、155円安したことも下げを大きくしたようです。
2020年4~6月期は前日のように売上高3.75億円(前年同期比48%増)、経常利益0.24億円(前年同期は▲0.36億円)と黒字浮上しました。
ただ通期業績予想はコロナウイルスの与える影響を合理的に予測することが困難なため未定としていましたが、日本やチリ(買収した会社が今期から連結化)で段階的に経済活動が再開されていることから、入手可能な情報をもとに、9/18、業績予想をレンジの形で発表しました。
それが売上高13~15億円、経常利益▲0.60億円~0.70億円。前期が売上高11.68億円、経常利益5百万円ですから、大幅増収予想。
常識的に考えて7月以降は4~6月期よりは良くなるとみられるので、増益は維持できるとみています。
過去最高益は2019年3月期に記録した0.95億円ですので、今期はそれを2期ぶりに上回る可能性もあるのではと見ています。
足元の株価は決算発表前の株価(586円)を大幅に下回っています。時代にマッチした業態だだけに、少し先を見据えたらここは狙い目でしょう。
信用倍率は7.70倍と大幅な買い長で買い残が73.5万株ありますが、「貸し株」も68.3万株出ています。
需給に問題はありません。
なお10月4日、16:00時点のチリのコロナ感染者数は46万8714人(死者数1万2919人)で世界第13位となっています。
(2日株価532円-44円) 買いゾ~ン570円まで 見切りライン499円