テリロジー(JQ3356)
業績は予想以上。減益予想を覆し一転最高益更新となりそうです。下げ止まったここは狙い目!
決算(11/9の前引け後に発表)を好感して592円まで急伸した後、売られる展開になっています。とりわけ今月16日からの下げは凄いものでした。
ただ出来高は膨らんでいません。売りが売りを呼ぶ展開ではありませんでしたが、地合いが悪く買いが入ってこないため、売りがこなせず下げる形となっていました。
このところ多くの銘柄がそんな形になっています。
同社株はテクニカル的に「超」が付く売られすぎ状態となっていました。底値圏で陽線2本となったので12/23の415円で底を入れた可能性が出てきました。
業績は好調です。
9月中間期は売上高19.41億円(前年同期比5%増)、経常利益1.77億円(同144%増)と予想を上回るものでした。
同社は中間期業績予想は開示していませんが、会社四季報の予想が売上高17億円、経常利益0.60億円でしたので出色の内容と云っても過言ではありません。
7~9月期を取り出すと売上高は4~6月期の9.11億円が10.30億円に、経常利益は0.66億円が1.11億円にV字拡大しています。
通期業績は売上高41.80億円(同3%増)、経常利益2億円(同30%減)と増収減益予想を変えていませんが、中間期の内容から今期は一転増益となり、前期に記録した最高益(2.88億円)を更新する可能性大でしょう。
上期の受注は20.15億円(同11%増)と好調で、受注残は3.75億円(同12%増)となっています。
この決算で伸び切れなかったのは地合い悪化と大幅減益予想を据え置いたからではないかとみています。
信用買い残は97.1万株と過大ですが、「貸し株」も120.9万株出ています。需給は良好です。
なおPTSは438.5円+6.5円、出来高2700株となっています。
(24日株価432円+8円) 買いゾ~ン470円まで 見切りライン414円