タカラレーベン(8897)
業績はいまいちですが、コロナショック後の安値まで下げています。下げ過ぎたここは狙い目!
物色の方向性が見えなくなっています。今は休むも相場だとみていますが、これならという銘柄があったので紹介します。タカラレーベンです。そんな観点からの紹介ですから納得された方だけ買ってください。
11/1に・・・このほか推奨を考えたのは・・・として
●タカラレーベン(8897)・・・7/30の今期の大幅減益予想と株主優待制度廃止を受けて急落するが、29日の決算は予想通りの内容。これ以上下はないとみられ、悪材料出尽くしとなる可能性が‥。
PTSは302円-8円、出来高300株
と紹介していました。
株価は決算を受けて更に下げてしまいました。出来高が少し膨らんでいますので、下げ過ぎだと思って買っていた向きが投げたのではないかと思います。
テクニカル的には下げすぎ状態となっています。MACDは下を向いたままですが、反転したらトレンドは一転真逆になる、いまこんなところにあります。
そしてパラボリック指数は9/21以来、2カ月以上も陰転(=売りシグナル点灯)が続いています。陰転がこれだけ続いている銘柄はそう見たことがありません。
そしてRCIは-92.5%。売られすぎ買われ過ぎ水準は±80%です。±100%に近づいたら転換点が近いことを示しますので、この面からも極限まで下げた感があります。
因みにPERは6.34倍、PBRは0.57倍です。
9月中間期は売上高500億円(前年同期比2%減)、経常利益▲1.12億円(前年同期は16.20億円)と減収・赤字決算となりました。
通期業績は売上高1586億円(同6%増)、経常利益71億円(同28%減)と従来予想を変えていません。
同社は中間期業績予想は開示していません。会社四季報予想の経常利益が13億円だったことが失望売りを誘ったのではないかと思います(注:収益認識に関する会計基準を採用するので増減率はJCが便宜的に出しています)。
1年以上先の業績が見えている分譲マンションメーカーですから業績が劇的に変動することはまずありません。物件の引き渡しが下期に集中する予想なのでしょう。
株価はコロナショック後の安値まで下げています。その意味で下げ過ぎたここは狙い目ではないかと思います。
信用倍率は5.73倍と買い長で買い残が165万株ありますが、「貸し株」も102万株超出ています。需給に問題はありません。
なおPTSは279円-1円 出来高300株となっています。
(19日株価280円±0) 買いゾ~ン295円まで 見切りライン269円(厳しく取っています)