ゼネラル・オイスター(M3224)
阪和興業と資本・業務提携を発表。破綻を心配する必要がなくなりました。S高となりそうですが、ここは狙い目!
物色難の相場になっていますが、JCの会員の多くはカブ中(株の売買をしないと気持ちが落ち着かないアル中のようなもの)だと思いますので、本日は遊び感覚の銘柄を紹介します。
ゼネラル・オイスターです。カキの直営レストランを全国展開しており卸売りも行っています。厚労省以上の衛生基準で養殖から一貫して手掛けており、カキの加工事業も行っています。
公開時は凄い株価を付けていましたが、格安店との競争が激化し、2016年3月期から6期連続で赤字が続いています。
このため2020年4月には高値の13.8%水準の675円まで下げていました。足元の株価はそこから少し上昇し982円となっていますが、高値のまだ20%の水準。
1000円近い株価ですが、チャートからは下げ余地のない水準まで下げています。時々吹いていますので、きっかけ次第では吹く局面がありそうな形となっています。
経営不振からいつ破綻してもおかしくない状況になっています。こんな状況ですから同社にとって一番の好材料は破綻の心配がなくなることです。
こんな中、阪和興業と資本・業務提携すると発表しました(阪和興業には現在でもカキ及び加工品の卸を行っています)。阪和興業ほか1社に1株890円で56万株の第三者割当増資(1株890円)を実施します。
阪和興業の海外販売ネットワークを活用し、海外におけるカキの生産・加工、販売も行うとしています。
阪和興業の同社への出資比率は2.80%になる見通しですが、これで破綻を心配する必要は相当程度軽減するのではないかと思います。
その意味でここは狙い目でしょう。月足チャートはここは絶対買いだ!という形になっています。
なお業績ですが、2022年3月期は売上高30億円(前期比28%増)、経常利益▲1億円(前期は▲3.67億円)を見込んでいます。
信用買い残は4700株しかありません。それだけ見放されていたということでしょう。「貸し株」は20750株。
昨日の売買代金は352.7万円です。成り行きでの注文は避けてください。
なおPTSは1132円+150円ストップ高、出来高1000株となっています。
(11日株価982円-6円) 買いゾ~ン1132円(ストップ高水準です)まで 見切りラインは寄った後決めます