グローリー(6457)
業績は改善し増額修正まで発表しているのに年初来安値まで下げています。下げ過ぎたここは狙い目!
きょうはグローリーです。業績が改善しているのに株価が低迷しているという条件でスクリーニングして見つけた銘柄ですが、前回(12/3)は見切りライン割れとなりました。ロスカットラインを浅めに設定していたためすぐ割ってしまいましたが、昨日の株価はその時とあまり変わりません。
底入れはまだ確認されていませんが、テクニカル的には売られすぎ状態となっていましたので、12/11の2036円(年初来安値です)で大底は入れたとみられます。
チャートも長い下ヒゲを引いています。
業績は冴えません。
9月中間期は売上高886億円(前年同期比18%減)、経常利益19.13億円(同77%減)と大幅減収減益となりましたが、予想(経常利益で▲20億円)を大幅に上回って着地していました。
これを受け、通期経常を55億円→80億円(同48%減)に引き上げています。通期売上高は2100億円(同6%減)と不変。
上期を前半と後半に分けると、4~6月期は売上高380億円、経常利益▲9.19億円でしたが、7~9月期は売上高506億円、経常利益28.32億円とV字回復しています。
この基調が続くとは言えませんが、回復基調が続くのは確実でしょう。
業績悪化もあり株価は売りに売らました。12/13の2036円はアベノミクス相場が始まったばかりの2013年2月以来の安値です。その時の日経平均は11000円台でした。
テクニカル的に売られすぎ状態となっていましたので、後はきっかけだけだとみています。
信用倍率は22.98倍と買い長で買い残が40.5万株ありますが、「貸し株」が38.7万株出ています。需給に問題はありません。
(23日株価2081円-19円 ) 買いゾ~ン2200円まで 見切りライン2035円