アルチザネットワーク(東証2部6778)
増額修正で最高益更新に弾みが付く見通しとなったのに売られました。下げすぎ過ぎ状態のここは狙い目!
きょうは銘柄を紹介します。
米国株は昨日も大幅安となっていますが、それを受けて日本株が下がったら、そこは絶好の買い場と判断したからです。
ただ市場はまだ不安定ですから、心配な方は無理する必要はありません。
銘柄はアルチザネットワークス。
3/1に2021年7月期売上高を36億円→37億円(前年同期比20%増)に、経常利益を4.63億円→7.60億円(同90%増)に増額修正、最高益更新に弾みが付くと発表しました。
株価はこれを好感、138円高の1855円で寄ったものの、その後は一転、売られる動きとなりました。チャートは3日連続の大陰線で「往って来い」以下の水準まで下げています。
テクニカル的に見ると「超」売られすぎ状態となっています。
米国株の急落で地合いが悪化したのが原因ではないかとおもいます。
昨日、本決算(中間期)を発表しました。
通期業績は増額修正したとおりの内容でしたが、1月中間期は売上高22.81億円(同50%増)、経常利益6.69億円(同220%増)と会社四季報予想(売上高17億円、経常利益2.70億円)を大幅に上回る凄いものでした。
5G関連の代表メーカーですが、決算資料には国内向けを中心に5G関連製品が大幅に伸びたからと出ています。
5G関連は当面好調が続く見通しであること、さらに進捗率の高さ、この2点からみて「大幅な」再増額の可能性もありますが、受注状況が不明なことと、会社が変える必要はないとコメントしていますので、現時点では可能性だけに止めたいと思います。
昨年6月以降、9カ月近くも往来相場が続いています。
パンチには欠けますが、基調は弱くはありません。
何を買ったらいいか分からない相場になっていますが、本決算発表で好実態が見直される可能性があると思い、紹介しました。
信用倍率は18.90倍と買い長で買い残が65.9万株ありますが、「貸し株」も86.4万株出ています。需給は良好です。
なおPTSは1830円+200円(12.27%)、出来高3万6800株となっています。
(制限値幅は400円です)
(4日株価1630円-66円) 買いゾ~ン1900円まで 見切りライン1589円