すららネット(東証グロース3998)
高値から90%と極限ともいえる水準まで下げています。業績は良好で、ここは狙い目!
きょうはよくもここまで下がったものだといえる銘柄です。相場には方向感がないので今はこういうものしか買えません。
銘柄はすららネット。
2020年10月高値からの下落率は89.7%。ほぼ10分の1になっています。
これだけ下落するのは業績がメタメタの場合がほとんどですが、業績は悪くありません。
2021年12月期は売上高19.52億円(前期比18%増)、経常利益5.52億円(同0.7%増)と最高益を更新。
今期は売上高24億円(同22%増)、経常利益4.77億円(同13%減)を見込んでいます。
減益予想ではありますが、高水準の収益は維持する見通しです。
ですが、1~3月期が売上高5.59億円(同11%増)、経常利益2.39億円(同24%増)となっていることから、大幅上振れ必至の内容となっています。
この決算を受けた5/9は大幅高しましたが、その後は冴えない動きになっています。地合いの酷さが響いているからだとみています。
地合いの悪さはマザーズ指数が年初から38%超、11月の直近高値から47%超下落したままになっていることからも分かりますが、もう一つ、コロナ禍で予想以上に買い上げられたことも、ここまで下げた一因です。
でももう下げなくなっています。極限まで下げたからでしょう。
いつまでもこんな状態が続くはずはありません。
相場が手詰まり状態になっていますので、そのうち売られ過ぎた銘柄を見直す動きが起こる可能性もあります。
信用倍率は3.05倍とやや買い長で買い残が33万株ありますが、「貸し株」も29万株超出ています。需給は良好。
なおPTSは出来ずとなっています。
(1日株価1021円-14円) 買いゾ~ン1100円まで 見切りライン962円